昆虫のレストラン
植物に興味を持ち始めて改めて感動した草花があります。
それはヤブカラシ(藪枯)です!
ブドウ科ヤブカラシ属のつる性の多年草です。道端や空き地などで普通に見られる雑草です。地下茎を長く伸ばして広がり、地上では樹木や人工物のフェンスなどに絡みつき、どんどん成長ます。
こんな感じで他の植物に覆い被さり、放っておくとみるみる繁殖し、厄介者扱いされるそうです。餌食となった植物は成長が鈍くなり貧相に見えることから、別名「ビンボウカズラ(貧乏葛)」とも呼ばれています。ちなみに左端に見切れているのはキミガヨランです。(わかりづらい写真だな)
でもでもこの枝ぶり見てください😆❗️なんて綺麗な幾何学模様でしょうか😍
なんでこんな形になるのか不思議でならないです😵神様が作ったとしか思えない。
おまけにこの可愛い花💕うわ〜、たまらない。(正確には花ではなく花盤(カバン)です)
緑色の花弁が反り返り、オレンジ色の花盤が目立ちます。ここにブドウのような甘い蜜が溜まります。その花盤から上に四つ飛び出しているのは雄しべ、1本にょきっと伸びているのが雌しべです。この雌しべがロウソクのように見えることから「ロウソクバナ」とも呼ばれるそうです。
よく見ると所々に透明な丸い粒が、、、最初は蜜が溢れているのかと思ったらそうではなく、、、植物体由来の栄養体だそう。しかし、正体ははっきりしないらしい。
蜜がとても美味しいらしく、昆虫を見たかったらヤブカラシを探すといいみたいです。昆虫のレストランといわれる所以です。
ミツバチさんがレストランにご来店です。私も今度食べに行こう〜😃